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(CNN) 米コロラド州で渋滞に巻き込まれた車が、グーグルの地図アプリ「グーグルマップ」に従って現場を迂回(うかい)しようとして次々と畑の中の未舗装路へ入り込み、100台近くが立ち往生するハプニングがあった。
デンバー国際空港に通じる幹線道路のペニャブルバードで事故が起きたのは23日。グーグルマップには迂回路の案内が表示された。
だがそれほど簡単にいくはずはなかった。
迂回路をたどった車は未舗装道路を走行する羽目になり、雨のためにぬかるみができて、タイヤがスリップし始めた。
一部の車はぬかるみから脱出できず、後続の車100台近くが連なって身動きできなくなった。
空港へ夫を迎えに行く途中だったコニー・モンシーズさんも、ペニャブルバードで事故に遭遇した。「抜け道があるかもしれないと思ってグーグルマップで調べると、時間が半分で済む抜け道があった」「そこで言われた通りに運転することにした」と話す。
「(未舗装路には)ほかにもたくさんの車がいたので、きっと大丈夫だろうと思った。でも大丈夫じゃなかった」
グーグルは問題の道路について、私道の表示がなかったと説明し、「ルートは道路の大きさや直通性などさまざまな要因を考慮して決定する」とコメント。「我々は常に最善の道案内を心がけているが、天候のような予期せぬ状況によって問題が生じることもある。ドライバーには法令に従って常に注意を怠らず、自身の判断力を行使して運転することを奨励する」としている。
モンシーズさんの車は幸いなことに四輪駆動車だったため、ぬかるみを脱出できた。途中で2人を拾って空港まで送り、2人とも搭乗を予定していた便に間に合ったという。