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兵庫県姫路市広畑区の製鉄記念広畑病院の医師らが2015年、内視鏡検査の際に精製水と誤ってホルマリン液を投与した事件で、兵庫県警捜査1課と網干署は、当時70代の男性患者にホルマリン液を誤って投与した業務上過失致傷の疑いで、同病院の男性医師と臨床工学技士を週内にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
病院や男性の弁護士らによると、男性医師らは15年7月22日、超音波内視鏡検査を受けた姫路市の当時70代の男性に対し、発がん性物質を含む劇物のホルマリン液を十二指腸に注入。男性は嘔吐や下血症状に見舞われ、一時入院し、現在も体のしびれなどの後遺症があるという。
捜査関係者によると、臨床工学技士が精製水と誤ってホルマリン液を病院内の内視鏡センターに準備。男性医師は中身を確認する注意義務を怠り、注射器に薬液を入れて患者に投与していたという。
同病院では15年7月、内視鏡検査を受けた56人の患者に対し、ホルマリン液を誤投与していたことが判明。男性以外で健康被害は確認できていないという。男性は、検査を担当した男性医師に対する業務上過失傷害容疑の告訴状を網干署に提出していた。