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県立不来方(こずかた)高校(矢巾町)の男子バレーボール部に所属していた3年生=当時(17)=が7月3日に自殺した問題で、6月3日の県高校総体の決勝で敗れた後、自殺した生徒が40代の男性顧問から「お前のせいで負けた」などと言われていたことが27日、分かった。
県議会商工文教委員会で、斉藤信委員(共産)が入手した学校の調査内容をもとに明らかにした。
斉藤委員は学校が部員や教職員に行った聞き取り調査で、自殺した生徒がミスをすると、顧問から「そんなことだから、いつまでも小学生だ」「だから部活辞めろと言っているんだ」などと叱責されていたとの証言があることを問題視。
さらに、この生徒が残したメモに「ミスをしたら、『必要ない、使えない』と言われる。高校でこれなら(推薦されていた)大学で生きていけるはずがない」などと記していたとし、「クラブ活動に問題があったと感じるのは当然ではないか」と指摘した。
県教委の高橋嘉行教育長は「さまざまな観点から検討した結果、断定的なことは言えない」として、検証を第三者委員会に委ねる意向を改めて示した。