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家庭用ゲーム機「プレイステーション」シリーズなどの企画・開発・販売を手掛けるソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京都港区)はきょう8月31日、「プレイステーション2」と周辺機器のアフターサービスの受け付けを終了します。同社によると、修理部品の在庫がなくなる見込みであることが理由です。
「プレイステーション2」は、世界で1億5500万台以上を売り上げ、日本のみならず世界のゲームファンをもとりこにした人気ゲーム機でしたが、後継機にその座を譲り、18年の歴史に幕を閉じます。
全世界で1億5500万台以上を販売
「プレイステーション2」は2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機です。1994年12月発売の「プレイステーション」の後継機として登場。グラフィックの美しさや、当時普及しつつあったDVDソフトの再生機能があったこと、当時としては珍しく前バージョンの機種のゲームソフトも遊べたことなどから、発売当初から大きな話題となりました。
発売後3日間で98万台の売り上げを記録し、その後、海外でも販売されると、世界累計販売台数は1億5500万台以上に及び、「世界一売れたゲーム機」のギネス記録を樹立しました。2006年11月に後継機の「プレイステーション3」が発売された後も新たなゲームソフトが発売され、根強い支持を得ていましたが、高画質・高機能の後継機が発売されたことなどから、2014年3月末に出荷を終了しました。
「プレイステーション2」のアフターサービスを希望する場合、8月31日までに同社の「オンライン修理受付サービス」か「プレイステーション カスタマーサポート」で事前申し込みを行い、9月7日までに当該製品を岩手県一関市にある修理センター「プレイステーションクリニック」に送る必要があります。
なお、事前申し込みを行わず、「プレイステーションクリニック」に直接送付することも可能ですが、8月31日必着です。
アフターサービスの受け付け終了は6月22日に発表され、SNS上では「寂しい」「神ハード、俺の青春だ」「いいゲームいっぱいあるから好きだよ。ありがとう」といったファンからの書き込みが相次いでいました。