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21日午前5時50分ごろ、新潟市北区太夫浜の日本海海岸にオットセイ1匹が打ち上げられているのを散策中の50代女性が発見し、110番した。新潟市水族館「マリンピア日本海」の職員らが駆けつけると体長約2メートル、体重80キロ前後の雄のキタオットセイがいて、何度も海に戻ろうとするものの、その度に波に阻まれ岸辺まで戻されていた。左前足を負傷している模様という。
キタオットセイは主に北大西洋に生息しており、日本海側で目撃されることもまれにある。同館の職員を威嚇する仕草も見せているため、この日の保護は断念した。しばらくはそっと見守るしかなさそうという。
同館の野村卓之展示課長補佐(53)は「野生動物なので急にかみつくこともあり、非常に危険。ちょっかいを出さず、遠くから見守ってほしい」と注意を呼びかけている。【後藤結有】