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千葉県我孫子市の排水路脇でベトナム国籍の小学3年レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=同県松戸市六実=の遺体が見つかった事件で、行方不明となった朝にリンさんの自宅と学校との中間地点で児童の見守り活動をしていた人が、リンさんを目撃していなかったことが27日までに分かった。
県警我孫子・松戸東署捜査本部は、リンさんが登校のため自宅を出てから数分以内に連れ去られた可能性があるとみて、周辺の防犯カメラ映像の解析などを進めている。
リンさんは24日午前8時ごろ、終業式のため自宅を出た後に行方が分からなくなり、26日朝に我孫子市北新田の排水路脇で遺体が見つかった。衣服は身に着けておらず、通学時に所持していたランドセルなども見つかっていない。
リンさん宅から小学校までは徒歩約10分の距離。松戸市教育委員会などによると、24日の登校時間帯、リンさんの通学路上の学校との中間地点近くに、児童の登校を見守るボランティアの女性が立っていたが、リンさんの姿は見ていなかった。
同校では集団登校はしておらず、学校側はできるだけ近所の児童と一緒に登校するよう呼び掛けていたが、リンさんは普段から1人で通学していたという。リンさんの通学路は住宅街の中にあり、車や人通りもあるが、果樹園や畑なども点在している。
県警は、不審な人物や車の目撃情報などを集めるとともに、自宅近くや遺体発見現場周辺での所持品の捜索を進めている。リンさんには首を絞められたような痕があり、27日にも遺体を司法解剖して死因などを調べる。