タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
兵庫県加古川市平岡町土山で24日、樹脂メーカー「第一化学」の加工工場を全焼した火災。激しく燃え上がった炎は、年の瀬の住宅街に迫り、隣接するマンション駐車場の車を次々とのみ込んだ。けが人はなかったものの、マンションの壁は黒くすすけ外壁のタイルが一部はがれ落ち、火災のすさまじさを物語っていた。
このマンションに住む会社員の女性は、朝食の準備をしていた同日午前7時すぎ、「(炎で電線が焼け落ち)突然電気が消えた」と振り返る。直後、同じ階の住人から電話で「隣の工場が火事になっているから避難するように」と知らされ、慌てて部屋の外に出た。
「見ると、火が駐車場に迫っていた。そのうちに、黒い煙がマンションの方に流れてきたので、必死に逃げた」
化学工場は、祝日の23日から稼働しておらず、月守さんは「なぜ火が出たのか分からないのが怖い。原因を知りたい」と話した。
火災で焼けた車は30台以上とみられている。マンションの別の階に住む主婦(38)は、購入して1年半の乗用車が被害にあった。「車がないと何をするにも不便なので、どうしたらよいのか困っている。新潟県糸魚川市の火災の報道を見ていたが、自分たちのマンションが火事に巻き込まれるとは思っていなかった。きょうは不安なので、主人の実家に身を寄せようと思う」と話した。