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兵庫県西宮市消防局は1日、救急搬送した家族の20代女性に「合コンしますか? 」などと無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで誘ったとして瓦木消防署甲東分署の男性消防士長(44)を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。
市消防局によると、消防士長は昨年8月23日、市内の40代女性が転倒して救急出動した。女性を搬送する際、救急車の中で同乗した女性の娘から緊急連絡先として、携帯電話の番号を聞いたという。
その後、消防士長は聞き取った番号を私用の携帯電話に登録。6日後には「お母さん大丈夫ですか」などと容体を気遣うショートメールを送った。その後は、LINEに女性の名前が表示されたことから、今度はLINEでメッセージを送信。「学生さんですか、社会人ですか」などの個人的な質問や「消防士と合コンしますか?」と勧誘のメッセージを9月上旬まで計6回にわたって送った。消防士長には妻子がいるという。
女性から相談を受けた知人男性が昨年10月、市に通報して発覚。市消防局が聴取するなどして事実関係を認めたという。消防士長は「軽率だった」と話している。
市民を守る立場の消防士が、業務で得た個人情報を使って迷惑行為とは、まさに「ゲスの極み」だ。市消防局は「消防士長が女性に好意を持っていたのだろう。市民の方々に不安を与え、申し訳ない」としている。