タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
関東・東北水害は17日、発生から1週間を迎えた。鬼怒川が決壊し大きな被害が出た茨城県常総市では、断続的に雨が降り、住人たちは不安げに空を見つめながら自宅の片付けに汗を流した。決壊した堤防近くに住む同市大房の大山高次さん(48)は、玄関先で家具の泥を流し「消毒した庭に、また臭い泥が流れてきた」と疲れ切った表情を浮かべた。
この日から、常総署は“被災地詐欺”の注意喚起を開始した。がれき処理や家の修繕で高額を請求する悪質業者が出てくる恐れがあるとして、防災無線で「すぐに契約せずに、家族らと相談するように」と住民に伝えた。同署によると、被災者宅を狙った空き巣被害は22件発生している。「自衛隊に似た迷彩服を着たグループが家をのぞき込んでいた」という通報が複数あったという。
また、ここ数日、水没して動けなくなっている多くの車のフロントガラスなどに「高額で買い取ります」と連絡先が書かれたビラが置かれているケースが目立ってきた。悪徳業者だったなどという通報は警察署には届いていないというが、水没車を査定中だった大手保険会社の男性社員(35)は「どんな業者かは分からないし、だまされる可能性もある。処分時は自分が契約した保険会社などと相談した方がいい」と注意を語った。