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新華社電などによると、中国湖北省荊州市を流れる長江で1日午後9時半(日本時間同10時半)ごろ、乗客・乗員ら458人を乗せた客船が竜巻にあおられ転覆した。これまでに船長と機関長ら12人が救出されたが、5人の死亡が確認され、大半の行方が分かっていない。当局は数十隻の船を現場近くに投入し、徹夜で救出作業に当たったが、強い雨や風などに阻まれ作業は難航している。
事故に遭ったのは、重慶市の企業が運航する全長76.5メートルの大型客船「東方之星」。江蘇省南京市から重慶市に向かっていた。事故発生当時、中国人旅行客406人のほか、乗員47人と旅行会社従業員5人が船内にいた。外国人はいないもようで、北京の日本大使館によれば、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。
捜索活動のためダイバーを投入したところ、船内から生存者とみられる反応があった。
船長らによると、航行中に突然竜巻に遭い、間もなく転覆したという。公安当局は船長と機関長から事情を聴いている。乗客の多くは団体旅行に参加した50〜80歳代。事故が起きたのは深夜だったため、乗客は船室にいたとみられ、多くが水没した船内に取り残されている可能性もある。
事故を受け、習近平国家主席は救出作業に全力を尽くすよう指示。李克強首相は陣頭指揮のため事故現場に向かった。地元当局は武装警察1000人以上を派遣するなど、数千人体制で捜索活動に当たることにしている。