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茨城県ひたちなか市新光町の「ひたちなか眼科」で2012年11月〜今年1月、医師免許のない男性が眼科医になりすまして診察をしていたことが、県厚生総務課などへの取材で分かった。診察を受けた患者は800人以上に上るといい、県警は医師法違反(無資格医業)などの疑いで捜査している。
同課や同眼科を運営する医療法人「しんあい会」(福岡市中央区)によると、男性は2012年11月22日〜今年1月19日、同眼科で非常勤医師として勤務。常勤医が休みの日に、コンタクトレンズの処方などを行っていた。同期間中に延べ36日間勤務し、計802人を診察したという。これまでに健康被害の報告はない。
同会は、医師紹介会社を通じて男性を採用。男性はその際、実在する医師の医師免許証の写しを提示していたという。
今年1月、同医師のもとに身に覚えのない納税書類などが届いたことから、男性による「なりすまし」が発覚。同会は男性が診察した全患者に対し、診察代の返還と再診察を勧める文書を送付した。
同会の通報を受けた県警は同月、男性を任意聴取。医師法違反や詐欺容疑などで調べている。県などによると、男性は同会が運営する全国5カ所の診療所など、少なくとも計6県でなりすましによる診察を行ったとみられるという。