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24日午後8時前、東京都豊島区西池袋1丁目の路上で、乗用車が歩道に突っ込んで暴走し、歩行者を次々とはねた。警視庁池袋署によると、7人が負傷。そのうち20代の女性が死亡、女性2人、男性1人が重傷を負った。同署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、埼玉県吉川市の自称飲食店経営・名倉佳司容疑者(37)を現行犯逮捕した。同容疑者は「脱法ハーブを吸ってすぐ後に運転した」などと容疑を認めている。
夜の繁華街に大きな衝突音が響いた。乗用車が歩道を少なくとも20メートルにわたって走行し、ポストをなぎ倒しながら次々と人をはね、電話ボックスに衝突し、ようやく停車した。交番の警察官が駆けつけると、運転していた男は、意識がもうろうとした状態だったという。7人が負傷し、20代女性は、搬送先の病院で死亡した。
池袋署によると、運転していて逮捕された名倉容疑者は「脱法ハーブを吸ったすぐ後に人をはね、けがをさせたことに間違いありません」と供述している。同署は、正常な運転ができない状態だったとみて、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に切り替えて、詳しい経緯を調べる。
現場はJR池袋駅西口近くで、商業ビルや飲食店が立ち並ぶ一角。会社帰りの人らで、人通りが多い時間帯だった。午後8時前に女性から「人が何人も倒れている」と110番があった。
目撃者の女性会社員によると、車はガードレールの間から歩道に入ったといい、「スピードを緩めずに人をひいていった。電話ボックスがなかったら、進み続けたかもしれない」とおびえた様子で振り返った。現場近くを歩いていた飲食店員の男性は「キャー」という女性の悲鳴や「ドカン」という音を聞いた。その方向を見ると、男性1人と女性2人が血だらけになって倒れており、「意識を失っているように見えた」と振り返る。車内でぐったりした名倉容疑者が、よだれを垂らしているのも見えたという。
近くで働く男性は、「(名倉容疑者は)『やばい、やばい』と何度もつぶやいていた。いかにも薬をやっている様子だった」と話した。容疑者は両脇を警察官に押さえられ、パトカーに押し込まれた。衝撃のすさまじさを物語るように、付近にはガラス片や車の部品が散乱していた。