タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
スマートフォン(スマホ)や携帯電話のトラブルから子どもを守ろうと、愛知県刈谷市の小、中学校全21校が新年度から、午後9時以降はスマホなどを保護者が預かり、使わせないようにする試みを始める。現在、約半数の学校で取り組みを始めており、全校で足並みをそろえる。家庭でのルール作りに学校側が踏み込んだ形で、文部科学省も注目している。
刈谷市教育委員会によると、無料通話アプリ「LINE(ライン)」などを巡って、悪口を書き込むいじめやトラブル、犯罪に巻き込まれる事例が県内でも発生。メールの返信に気を取られ、生活習慣が乱れたり、勉強に集中出来なかったりするなどの実態もあるという。
昨年秋、刈谷市の生活指導担当の教員や警察などでつくる「市児童生徒愛護会」が、夜間の使用制限を提案。PTAの賛同を得て今年2月、愛護会とPTA連絡協議会の連名で21校の保護者に、(1)夜9時以降は預かる(2)必要のない携帯電話やスマホは持たせない(3)親子で使用に関する約束を決め、有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」のサービスを受ける、の3点を呼びかけた。夜に塾に通うことも考慮して午後9時にしたという。