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東京都の猪瀬直樹知事は13日の定例記者会見で、医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題について、「議会の場でしっかりと説明したい。ここでは発言を控える」と述べ、質疑を約2分で一方的に打ち切った。
会見は午後4時に開始。猪瀬知事は冒頭、台風26号で被災した伊豆大島支援のためのイベント開催を発表した。
その後の質疑で、記者側が徳洲会問題について質問。猪瀬知事は10日の都議会総務委員会で、徳田毅衆院議員から現金を受け取った後、すぐに自宅に帰ったと説明していたが、実際には港区内の個人事務所に寄っていたことが分かっており、答弁が事実と違う理由を問いただされた。これに対し、知事は「今後も都議会総務委で質疑を行うことが予定されている」として、回答を拒否した。
知事は会見の最後に「きょうはこれまでにする」と宣言し、会見場から退出した。会見時間約3分半のうち、質疑は約2分だった。
この後、記者団は知事サイドに再取材の場を設定するよう要請。知事は午後7時すぎの退庁時に取材に応じたが、「都議会総務委でできるだけ正確に答えたい」と述べるにとどめた。対応したのは約1分半だった。
一方、最終日を迎えた都議会は本会議を開き、知事が徳洲会問題の責任を取るとして提案した、給料を1年間返上する条例案を継続審議とすることを決めた。都議会総務委員会は16、17、24の各日、知事の出席を求めて閉会中審査を開く。