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昨年のロンドン五輪の柔道日本代表を含む15人が、女子日本代表の園田隆二監督ら全日本柔道連盟(全柔連)指導陣から暴力などのパワーハラスメントを受けていたとして、昨年末に日本オリンピック委員会(JOC)に告発した問題に関して、全柔連は30日、都内で緊急会見を開いた。
会見には小野沢弘史専務理事と村上清事務局長が出席。同専務理事によると、昨年9月下旬に全柔連に対して園田監督による暴力行為を告発する情報が1人の女子選手から入り、その後双方への聞き取り調査を行い、事実を確認していたという。その後、10月10日までに園田監督に対して始末書の提出と厳重注意処分を下した。
だが、12月10日になって、女子代表選手を含む15人の連名で監督の暴力行為などのパワーハラスメントへの告発書が、JOCから届き、再び調査。10年の8月から昨年2月までの期間にかけて、園田監督の他に1人の男性コーチが選手の胸を小突いたり、ほおを平手打ちするなどの暴力行為5件を確認したという。これを受けて、年明けの今月19日に園田監督には文書による戒告処分を科した。
小野沢専務理事は「二度とこのようなことがないように、現場に顔を出すなどコミュニケーションを増やしていく」など対応策と同時に、今回の事件発覚を受けた園田監督へのさらなる処分は現時点では行わないことを明言。「万が一(再発)ということがあれば厳正な対処をする。(処分に)納得してもらえるように、行動と成果で示したい」と語った。