青森からカナダ、津波漂流漁船の元所有者「引き取らない」|気になるニュース

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青森からカナダ、津波漂流漁船の元所有者「引き取らない」

日記 
カナダ沖で東日本大震災の津波に流されたとみられる漁船が漂流しているのが見つかった件について、船を所有していた北海道函館市の漁業の男性が25日、取材に応じ「船の所有権はなく、引き取る気はない」と語った。船の処理にあたる正式な担当省庁はなく、前例のない事態に、海上保安庁も困惑。漁船はこのまま“幽霊船”のようにさまよい続ける可能性も出てきている。

 船を所有していた男性は「津波で流されて沈んだと思っていた。船の所有権はなく、引き取る気はない」と話した。船は約30年前に製造された全長約30メートルのイカ釣り漁船「漁運丸」(約150トン)。老朽化のため、青森県・八戸港に係留させたまま使用せず、売却先を探していた。津波で行方が分からなくなり、昨春、船籍登録を抹消したという。

 男性の元には、日本の海上保安庁から確認の電話があった。カナダ当局から連絡を受けた海保によると、船は青森県八戸市の港に係留中、東日本大震災の津波に流されたとみられる。カナダの沿岸警備隊は、付近を航行する船舶に衝突防止などの警戒を呼び掛けた。

 写真では、船はひどくさび付いた様子だ。カナダ当局などによると、船は3月20日、カナダ西部のハイダ・グワイ(旧クイーンシャーロット諸島)の沖合約220キロでパトロール飛行中の航空機が見つけた。

 海保によると、前例のないケースで、基づく法律や、船のえい航や処分を手がける担当省庁も決まりがない。海保だけに「乗りかかった船なので、どうにかしなければいけないでしょうが、頭を抱えているんです」という。

 本来は船の所有者が責任を持って処分する。今回は原因が震災で、しかも所有者がなし。現実的にはカナダの沿岸警備隊が同国の港に接岸させ、その後「日本政府との話し合いになるのではないか」。しかし、今後も同様の船や、大量のがれきが他国に流れ着くことを考えると「これからの方がもっと心配です」。

 地元紙バンクーバー・サン(電子版)は、専門家の話として、えい航には多額の費用がかかるので誰も関わろうとしないだろうと指摘している。


・・・もっと他に言い方はなかったのですかね?

今回の件だけではなく、世界各地でこういう色んなものが漂流しているんだろうな・・・。

今回は、現地の方にお金を払って、回収、解体を頼んだ方がよさそうだけど、どうなるのか。

海外に迷惑をかけている認識はないのだろうなぁ、こんな言い方では。

しかし、青森からカナダかぁ・・・、海は繋がっている事を改めて思い知らされますねぇ。
2012年03月26日| Edit
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