テレビドラマ「刑事コロンボ」シリーズでコロンボを演じた俳優のピーター・フォークさんが23日、ロサンゼルスの自宅で死去したと家族が認めた。83歳だった。
ピーターさんの養女のキャサリン・フォークさんは、「彼のアルツハイマーはかなり悪化していました」とCBSニュースにコメントしたが直接の死因については触れなかった。ピーターさんは、彼の医師が「彼が自分がコロンボだったことさえも覚えていないことを非常に残念に思う」と語っていたほどアルツハイマーの病状が進んでいたという。
養女のキャサリンさんは2009年にピーターさんが自身の世話ができないほど弱っているとして、裁判所に財産管理保護人が必要と申し立て、ピーターの妻シェーラさんと争っていたが、裁判所は妻シェーラさんを財産管理保護人に任命していた。
ピーターさんは「刑事コロンボ」シリーズのコロンボ役でエミー賞の主演男優賞を4回受賞しており、映画『殺人会社』と『ポケット一杯の幸福』でアカデミー賞助演男優賞に2回ノミネートされている。
残念なニュースですね・・・。
アルツハイマーだったのは知ってましたが、そこまで症状が進んでいたとは・・・。
見た人なら誰もが覚えているであろう、代名詞の作品をご自身が覚えていないってのが、何とも言えないな・・・。
今の刑事もの、推理ものでも、この作品の影響は見て取れるだけにどれだけ素晴らしい作品だったかが分かりますね。
ご冥福をお祈りします。