20代の女性従業員が上司から性的嫌がらせ(セクハラ)を受けたとして、勤務先だった会社に損害賠償を求めた訴訟で、米イリノイ州の連邦地裁の陪審団は、9500万ドル(約76億円)の賠償を命じる評決を出した。
被害を訴えたのは全米でチェーン展開する家具店アーロン<AAN.N>で勤務していたアシュリー・アルフォードさん。陪審団は3日間の評議を経て、1500万ドルの補償的損害賠償、8000万ドルの懲罰的損害賠償を認めた。
アルフォードさんの弁護士は、個人が訴えたセクハラ訴訟では最高額の賠償になると思うと話した。ただ、法定制限によって賠償額が4300万ドルに減額される可能性がある。
一方アーロン側は、陪審団が出した評決は証拠を正確に反映していないとして、不服申し立てを行う意向を示した。
20歳だった2005年に採用されたアルフォードさんは、翌06年に退社し08年にアーロンを相手取り損害賠償を求め提訴。当時勤務していた店舗の店長にソファの上に投げ飛ばされた上、店長がアルフォードさんの胸の上で自慰行為を行ったなどと訴えている
これは、またぶっ飛んだ額だなぁ・・・。
こういうのって、どういう基準でこんな額になったんだろうか・・・。
向こうの国らしいっちゃ、らしいけど。
でも、肝心の行為が・・・、これはもうセクハラを越えているでしょうに。
言い方悪いけど、これなら1回セクハラ我慢して大金せしめようとする人間も出てきそうだなぁ。