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山梨県は15日、同県身延町の宿坊「清水房」で今月2日と3日に食事をした40〜90歳代の男女42人が、赤痢菌による食中毒を発症したと発表した。県によると、国内での赤痢菌による食中毒は2011年以来7年ぶり。県は宿坊を15日から3日間の営業停止処分とした。患者は全員快方に向かっているという。
県衛生薬務課によると、42人は身延山久遠寺参拝のために宿坊を利用し、夕食をとった後から相次いで下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、9人から赤痢菌が検出された。夕食にはエビフライやもずく、ゆば刺しなどが出された。県が感染経路を調べている。