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東京・江東区の中学生の女子生徒が友人の自宅から現金1000万円を盗んだとして、警視庁に逮捕されました。盗んだ現金は同級生に配っていました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、江東区の区立中学校に通う3年生の女子生徒(14)です。警視庁によりますと女子生徒は1月から2月までの間に、江東区にある同級生の家に遊びに行った際、リビングに保管してあった現金1000万円を盗んだ疑いが持たれています。この生徒は盗んだ現金1000万円のうち、740万円を中学校の同級生男女10人ほどに配っていたということです。配った金は、1人につき数十万円から100万円で、学校の中や下校途中に渡していたとみられています。
これまでに同級生に渡した現金と少女が保管していた現金、合わせて790万円は回収されましたが、210万円については警視庁が捜索を続けています。
容疑者の中学3年の少女とお金を盗まれた家の子どもの関係は小学校時代の同級生で、少女は日常的に友人の家に遊びに行っていて、友人の母親とも仲が良かったといいます。
現金1000万円は友人の母親が実家から支援してもらったもので、リビングに保管していましたが、これを少女が見つけ、盗み出しました。少女は「1月ごろ、友人の家に行った時に2回にわたって札束の現金を盗みました」と供述しています。
少女は盗んだ1000万円をトートバッグに入れて自分の部屋のクローゼットに隠していましたが、2月中旬に自分の母親に発見されました。この際、少女は母親に対して「知らない男から預かった」と話しています。母親は1000万円を自分の部屋で保管し、発見の翌日、警察に相談に行っています。母親としては、娘が何か事件に巻き込まれているのではと、心配になったのかもしれません。
しかし、少女は母親の目を盗んで1000万円を持ち出し、同級生の男女10人ほどに、1人当たり数十万円から100万円を配っていました。その後、3月3日に友人の母親がお金が盗まれていることに気付いて警察に被害届を出し、4月15日、少女は窃盗の容疑で逮捕されました。少女は容疑を認めていて「仲間外れにされているように感じ、ストレスがあった」と供述しています。
今はこれ以上の動機は分かっていません。警視庁によりますと少女はいじめなどには遭っておらず、誰かにお金を盗むように強要されていたわけではないとしています。