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関西学院大(兵庫県西宮市)の40代の外国人非常勤講師が授業中、福島県出身の女子学生が自己紹介した際に教室の電気を消し、「放射能を浴びているから光ると思った」と発言していたことが21日、分かった。
講師は「冗談のつもりだった」と認めているという。同大は17日付で講師を減給処分(3カ月)とし、4月以降は契約しない方針。
同大によると、2014年10〜11月ごろ、英語の授業中に講師に出身地を尋ねられた女子学生が、「福島県出身です」と答えたところ、講師は教室の電気を消し、「光ると思った」と発言した。授業は約30人の学生が受けていた。
女子学生は当初我慢していたが、16年4月以降、同大のハラスメント相談センターに申告し、発覚した。女子学生はその後、授業を欠席することが多くなったという。女子学生は大学に対し、「こうした差別的発言が教育の場で二度と起こらないよう防止に努めてほしい」と要望している。
伊藤正一副学長の話 被害学生と関係者、東日本大震災被災地の皆さまに深くおわびする。二度と起こらないよう、教職員の自覚を促し、再発防止へ向けて一層努力する。