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東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日の会見で「住んで良し、働いて良し、環境に良しの“3つの良し”を持つ東京都に全力を捧げたい」と都政にかける思いを熱く語った。
立候補については「民進党から出馬の打診があったのではなく自分で手を挙げた。そこへ声が掛かった」と説明。改憲勢力が3分の2を超えた参院選の結果に危機感を感じ「(政治家、役人など)インサイダーにはならず(記者、キャスターなど)アウトサイダーであろうと思っていたが“内なる声”にうながされて立候補することにした」と話した。
経済政策については「公共事業で経済を良くするのではなく、託児所や高齢化など東京都が抱える問題に税金を使って経済を活性化させたい」と話したが、具体的な政策や公約は「前日、出馬を決めたばかり」として“これから”を強調した。