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たばこのポイ捨てを注意され、69歳年下の6歳の男児の首を絞めたとして、兵庫県警は21日までに、加古川市の無職前田敏昭容疑者(75)を暴行の疑いで逮捕した。加古川署によると、調べに対し「ポイ捨てを注意され、腹が立ってやった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は20日午後2時10分ごろ、加古川市内の「水足公園」近くの歩道で、友達数人と通りかかった小学校1年生の男児の首を絞め、暴行した疑い。署によると、喫煙後にたばこを路上に捨てたのを目撃した複数の小学生に「捨てたらあかんのに」と注意され、逆上したという。
現場には他に少なくとも小学校1年の女子児童、小学校4年の男子児童2人の3人もいた。女子児童は左腕を、4年生の男子児童1人は腹部をつかまれ、もう1人はジャージーを取り上げられたという。子どもたちにけがはなかった。
現場を目撃していた9歳の女子児童が20日午後3時35分ごろ、携帯電話から110番通報した。前田容疑者はその場から去り、近くの自宅に帰宅していたが、現場に残っていた目撃者が署員に「男の子の首を絞めた男はあの家に入っていった」と申告。署員が前田容疑者を署に任意同行し、逮捕した。
◆たばこのポイ捨てに関する条例 自治体によって異なり、「路上喫煙禁止条例」や「環境条例」などで規制。加古川市では環境条例「空き缶等の散乱及び飼い犬のふんの放置の防止に関する条例」(2001年10月施行)の中で、市内全域でのたばこ吸い殻の投げ捨てを禁止、違反者に対しては罰則(3万円以下の罰金)もある。刑罰ではなく、行政罰の過料にあたる。