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11月に金沢市で行われた市民マラソンの交通規制で被害を受けたと因縁をつけ、組織委員会から20万円を脅し取ろうとしたとして、石川県警金沢中署は4日、恐喝未遂容疑で大学4年の野崎翔容疑者(23)=同市緑が丘=を逮捕した。
「金が欲しかった。送った文書は苦情で、因縁をつけてはいない」と話しているという。
関係者によると、同容疑者は当日の交通規制でバイクの遠回りを強いられたため風邪をひき、アルバイトを解雇されたとして、治療費や生活費を要求する文書やメールを複数回送り付けていた。文書には氏名や住所が記載されていたという。
逮捕容疑は12月3日、組織委宛てに「責任を取って20万円を払わなければ全力で殺す」との文書を郵送した疑い。