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橋を渡っていた女性が車にはねられて川に転落し、重傷を負ったひき逃げ事件で、川越署は、人命救助を行った川越市の東洋大学2年生、細田誠司さん(19)に感謝状を贈った。細田さんは救助の際に左肩を脱臼したが、そのまま救助活動を続けていた。同署は「非番の警察官でも通報だけで済ませたかもしれない。本当に勇気ある行動」と称賛している。
同署などによると、8月23日午後5時ごろ、川越市吉田の市道で、小畔川にかかる橋で川越市の無職女性=当時(70)=が後方から来た車にはねられた。女性は欄干を飛び越えて6メートル下の小畔川に転落し、右足の骨を折るなどの重傷を負った。車はそのまま逃走した。
自転車に乗って現場を通り過ぎた細田さんは、「ドーン」という音がしたため振り向くと、女性が川に転落するのを目撃した。細田さんは土手を降りて川に入り、その場で119番通報。救急車が到着するまで女性を保護していた。救助の際に土手で転倒し、肩を痛めたという。
感謝状を受け取った細田さんは「とにかく、無我夢中で土手を降りて救助活動しただけ。感謝状は光栄だが、事故が減り、事件が早く解決することを祈っている」と話していた。