タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
過激組織「イスラム国」が投稿した後藤健二さんを殺害したとする映像は、「日本政府へのメッセージ」という英語とアラビア語の文章が表示された後、オレンジ色の服を着て砂漠のような場所でひざまづく後藤さんとみられる男性が映されている。男性の後ろには、ナイフを持った黒い覆面の男が立ち、安倍晋三首相を呼び捨てにして「勝ち目のない戦争に参加するという(首相の)無謀な決断のために、このナイフはケンジを殺すだけでなく日本国民に虐殺をもたらす」と英語で語っている。
後藤さんとみられる男性は後ろ手に手錠をかけられ、男がすぐそばでナイフを振り回しながら話している間中、撮影しているカメラをまっすぐに見据えてほとんど身じろぎしない。首にナイフが当てられると覚悟を決めたように目を閉じた。
過去にイスラム国に殺害された人質の中には、メッセージを残す人もいたが、男性は口を閉ざしたまま、言葉を発することはなかった。
映像には、イスラム国が公式声明で使用する黒い旗のロゴが表示されている。映像は約1分間で、後藤さんとみられる男性の遺体が映し出されて終了する。
外務省幹部は「記者も当事者意識を持ってほしい。非常に危険で、いつ拘束されてもおかしくない」と強い懸念を示した。支局長はツイッターで、同26日にシリア北部のアレッポに入ったと伝え、現地の様子を写真を交えてリポートしている。
朝日新聞社広報部は「当該記者は、シリア政府の取材ビザを取得し、取材のために入った。記者は当初の予定・計画に従って行動・取材をしている。弊社も了解している」と回答した。