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東京タワー(東京都港区)で昨年9月、鉄板がエレベーターに落下して男児が負傷した事故で、国土交通相の諮問機関である社会資本整備審議会は28日、エレベーターのかごをつり下げたワイヤの1本が、摩耗した滑車の影響でほつれて切れ、鉄板に触れたことが原因とする調査報告書を公表した。
滑車の一つは設置から45年以上交換されず、機器の固定方法にも問題があったことが影響したとみられる。審議会は国交省に対し、これらの部分を定期検査で確認させるよう求めた。
報告書によると、昨年9月17日、地上250メートルの特別展望台と同150メートルの大展望台を結ぶエレベーターで、上部にある機械室からU字形の鉄板が落下。約20メートル下のかごのガラスを突き破り、乗っていた12人のうち、男児がガラス片で手を切った。