タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
北海道小樽市で女性4人がひき逃げされ、うち3人が死亡、1人が重傷を負った事件で、道警は14日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑いで、車を運転していた飲食店従業員海津雅英容疑者(31)=札幌市西区=を逮捕した。「酒を飲んで運転し、人をはねたことは間違いない。申し訳ない」と述べ、容疑を認めているという。
道警小樽署によると、海津容疑者は13日午前4時半ごろから近くのビーチで約12時間にわたり複数の仲間と酒を飲み、買い物に行く途中の午後4時半ごろ事故を起こした。1人で運転し、「事故を起こさなければ大丈夫と思った」と供述しているという。
4人をはねた後、海津容疑者は買い物を済ませ、同45分ごろ、「自分が事故を起こした」と110番した。同じころ、現場から約1キロ離れた路上で道警のヘリが事故車両を発見し、そばに立っていた同容疑者を確保。同容疑者は逃げた理由を「気が動転し、今後どうなるか怖くなった」と話しているという。
同署は14日午前、現場検証を実施。同容疑者は「携帯を操作していて前をよく見ていなかった」と供述しており、事故の詳しい状況を調べる。
死亡したのは札幌市南区の医療事務石崎里枝さん(29)と、いずれも岩見沢市の小売店店員瓦裕子さん(30)、会社員原野沙耶佳さん(29)。札幌市の会社員中村奈津子さん(30)が頸椎(けいつい)骨折などの重傷を負った。
4人は岩見沢市の高校時代に同学年だった友人同士。13日昼ごろからビーチで過ごし、帰宅するため、JR星置駅に向かう途中で事故に遭った。死亡した3人は頭や首を強く打っており、後方からはねられたとみられている。
逮捕容疑は13日午後4時半ごろ、酒を飲んで車を運転し、小樽市銭函の市道で歩行していた女性4人をはね、3人を死亡、1人に重傷を負わせたが、救護措置を取らずに逃走した疑い。