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東京都内の図書館や書店で「アンネの日記」などユダヤ人迫害関連本が相次いで破られた事件で、小平市の無職男(36)=器物損壊容疑などで再逮捕=が最初に被害が発覚した昨年2月の豊島区の図書館での犯行を認める供述をしていることが15日、捜査関係者への取材で分かった。男は約1年間にわたって執拗(しつよう)に本を破る行為を続けていたとみられ、警視庁捜査1課が詳しい動機を調べる。
一連の事件で最初に被害が発覚したのは、豊島区の千早図書館。昨年2月22日、関連本3冊が刃物のようなもので切られているのを職員が発見した。同5月には豊島区の別の2館でも被害が見つかり、今年1〜2月になって練馬区など4区3市にも被害が広がっていることが分かった。
男は千早図書館のほか、昨年5月の2館についても「自分がやった」と供述。豊島区では被害にあった大型書店をたびたび訪れ、店内で勝手にビラを張ったとして建造物侵入容疑で逮捕されており、捜査1課は豊島区に何らかの土地勘があるとみている。
男は今年2月に杉並区の図書館で関連本23冊を破ったとして器物損壊容疑などで再逮捕されている。