震災ドキュメンタリーでやらせ演出=映画「ガレキとラジオ」|気になるニュース

気になるニュース

タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。

震災ドキュメンタリーでやらせ演出=映画「ガレキとラジオ」

日記 
東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町の臨時災害ラジオ局「FMみなさん」に密着取材したドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」(塚原一成、梅村太郎監督)で、津波で家族を亡くした70代女性がラジオを聴いて元気づけられる場面が、スタッフによる演出だったことが5日分かった。
 企画製作元の博報堂によると、女性は普段はラジオを聴いておらず、女性が住む仮設住宅では同放送を受信できないが、映画では同放送のリスナーとして登場。スタッフの持ち込んだCDラジカセで番組の録音を再生し、ラジオを聴いているように演出していた。
 同社広報室は「女性が『音もなく、寂しくてつらい』と話していたので、スタッフが元気づけるため番組の録音を聴かせた。許される範囲の演出で、やらせとは考えていない」としている。同作品は昨年公開され、現在も各地で自主上映が行われている。自主上映の申し込みは今後も受け付けるという。
 時事通信社は「ガレキとラジオ」を紹介する文化面用記事を昨年4月配信した。 


色々言い分はあるんだろうけども、聴いた事の無い人に聴いている様な真似させるのは、やはりダメでしょう。

ドキュメンタリー映画でこんな事してたら、何でもアリですね。

元気づけるために聴かせたとかならば、何故それを映画に使う? 映画とは関係ない時に聴かせればいいだろうに。

ただ震災をネタにしているだけの、やり口に感じてしまうのは残念ですね。

演出ってのは、BGMとか編集とかの事であり、やっていない事をやっているかのようにするものではないでしょう。

こんな事してしまうから、全編嘘くさく見えてしまう様になるのに、馬鹿だねぇ。

出演者には罪がないだけに、つくづく制作側の醜さが色濃く見えますね。


2014年03月05日| Edit
Copyright © 気になるニュース All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます