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JR北海道の30代の男性運転士が工事のために設定された徐行区間の確認を怠り、札幌発函館行きの特急「スーパー北斗6号」(乗客285人)が時速45キロ以下で走行すべき区間を約80キロで通過したことが5日、同社への取材で分かった。
同社によると、特急は1日午前8時35分ごろ札幌駅を出発し、約3分後に函館線苗穂―白石間の約60メートルの徐行区間で速度をオーバーした。
徐行区間は職場に掲示され、運転士は乗務前に確認しなければならず、上司も勤務前の点呼で周知を義務付けられているが、いずれも怠っていた。
運転士は徐行区間の600メートル手前に設置された45キロ走行を示す信号を見過ごし、直前の別の信号に気付いたがそのまま通過した。勤務後に自ら申告した。
現場は右カーブで、通常の最高速度は100キロ。同社は信号違反事案として国土交通省北海道運輸局に報告したが、公表していなかった。