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川崎市は、21日までに市の浄水場職員が昨年6月から今年2月にかけて、終業前の無断早退を繰り返していたとして、該当職員8人と管理監督者2人を文書戒告処分にした。いずれも男性で職員は44歳から61歳。「早く帰って電車で座りたかった」「子どもを迎えに行きたかった」などと理由を話している。処分は14日付。
早退の累計は、最も多い職員で約80回計430分。昨年4月から昼休み時間が15分延びたため、終業時間が午後5時から午後5時15分に変更となっていた。職員らは変更前と同じ電車に乗って帰るため、定刻よりも1回あたり2分から6分早く帰っていたという。
今年2月、市民から「早く帰っている人がいる」と指摘があり、調査で発覚した。それぞれが早退した分の給与約5000円〜約19万円(合計68万円)と年5%の利息を、自主返還。反省しているため、懲戒処分は免れたという。
処分を受けた管理監督者の課長補佐(51)と上水場長(60)は「交代制勤務で勤務日により終業時間が異なり、職員の出入りが多い。水道施設での現場仕事のため、気づかなかった」と説明している。浄水場は市内3か所にあり、施設見学も受け付けている。飛騨良一・上下水道事業管理者は「全体の奉仕者としてふさわしくない行為で、今後このようなことがないよう服務規律の確保に努めたい」とコメントした。