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大津市の中学2年男子生徒=当時(13)=がいじめを受け、2011年10月に自殺した問題で、滋賀県教育委員会は17日、生徒の担任だった男性教諭(41)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。教諭は問題発覚後の12年7月から休みを取り、今年4月以降は県総合教育センターで研修を受けている。
県教委は処分理由について、「男子生徒と他の生徒にトラブルが生じた時、けんかの延長と判断し、担任として徹底した調査と指導をすることを怠った」としている。
県教委は記者会見で、教諭が大津市教委に対し「(自殺した生徒の)悲しみや苦しみをしっかり受け止められなかった。命を救えず悔やんでいる」と話したことを明らかにした。
この問題では、大津市が設置した有識者の第三者委員会が今年1月、同級生によるいじめが自殺の直接的要因だったとする調査報告書をまとめた。県教委は2月、生徒が通っていた中学の校長を減給の懲戒処分とし、校長は依願退職した。
大津市の富田真教育長の話 信頼を著しく損なう結果となり改めて深くおわびする。職員一丸となり、失われた信頼回復に全力を尽くす。