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殺虫剤の針を刺して噴射するなど、義理の娘3人に虐待を繰り返したとして、傷害や強制わいせつなどの罪に問われた無職山根広信被告(36)の判決が14日、福岡地裁であった。鈴嶋晋一裁判官は「常軌を逸した蛮行」と述べ、懲役17年(求刑懲役18年)を言い渡した。
鈴嶋裁判官は、山根被告が結婚相手の娘3人に16回にわたって性的・身体的虐待を繰り返したと指摘。「生命に影響を与えかねない危険性の高い犯行」と述べた。
また量刑の理由として、被告が以前に内縁の妻の子2人を死なせ、傷害致死罪などで実刑判決を受けた前科があることに触れ、「人間性の中核が欠けているのではないか」と厳しく批判した。
判決によると、山根被告は昨年11月から今年1月にかけ、当時16歳だった長女の足に殺虫剤の針を刺し噴射したほか、長女ら姉妹3人に導線をむき出しにした電気コードや熱したはんだごてを押し付けるなどし、けがをさせた。