タイトル通りの自分が気になったニュースを紹介しています。
滋賀県の競艇場で、去年7月、わざとレースに負け見返りに現金を受け取ったとして、元レーサーの男らが逮捕されました。
名古屋地検特捜部に逮捕されたのは東京都練馬区の元競艇選手・西川昌希容疑者(29)と親戚で三重県津市の会社員・増川遵容疑者(53)です。
西川容疑者は去年7月、大津市の琵琶湖モーターボート競走場で、増川容疑者が購入した舟券に合わせ故意に2度レースに負け、見返りに増川容疑者から現金合わせて300万円を受け取った疑いが持たれています。
名古屋地検は2人の認否を明らかにしていません。
日本モーターボート競走会によりますと西川容疑者は2009年にデビューし、生涯獲得賞金はおよそ1億7500万円で、去年9月に引退しています。
昨年の茨城県稲敷市の成人式後にバイクなどで集団暴走したとして、稲敷署と県警交通指導課は7日、当時の新成人で、土浦市右籾、陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地勤務の自衛官の男(21)ら3人を道交法違反(共同危険行為)容疑で逮捕し、未成年を含む男31人とともに水戸地検土浦支部に同容疑などで送検したと発表した。集団暴走の様子を撮影した動画がユーチューブに公開され、県警が捜査していた。
他に逮捕されたのは、当時の新成人で阿見町よしわら、大工の男(20)、自衛官の後輩で土浦市右籾、足場工の男(20)。3人とも罰金の略式命令を受けた。31人は17〜22歳。
発表によると、34人は昨年1月13日午後1時45分頃、稲敷市小羽賀の県道で、乗用車2台とバイク12台に分乗し、交差点で円を描くように走る渦巻き走行などの集団暴走をした疑い。全員が容疑を認め、「目立ちたかった」「先輩のお祝いを盛り上げたかった」などと供述しているという。
動画が公開された後、視聴者から県警に情報提供があった。県警は今年の成人式でも警戒を強化する。
茨城県筑西市のふるさと納税返礼品のおせちの製造が間に合わず配送を取りやめた問題で、同市の須藤茂市長は6日の記者会見で「納税した方に迷惑をかけた。心からおわび申し上げる」と陳謝した。
市によると、6日時点で判明している配送中止件数は358(寄付額計2073万5千円)で、遅延も93件あった。市は配送が中止や遅延になった人におわび状を送付するとともに、製造元の「小野瀬水産」(同市)から聞き取りを行って経緯を調査するとしている。
岡山県警美咲署は5日、岡山市北区、無職の男(49)を職務質問した警察官を殴ったとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、男は同日午前7時40分頃、同県久米南町上神目の国道で「エンジンをかけず車が止まっている」という通報で駆け付けた同署の男性巡査部長(51)の顔を車内から素手で1度殴り、職務を妨害した疑い。巡査部長にけがはなかった。男は「殴っていない」と否認しているという。
2019年に相次いで発表された百貨店の閉店が、地方経済に与える打撃は小さくない。地方都市はどこも中心部の空洞化が悩みのタネだ。業績不振が理由とはいえ、大きな売り場を持つ百貨店が撤退すれば、近隣の商店街の人出にも影響を及ぼす。
セブン&アイホールディングス傘下のそごう・西武は10月、全国で5店舗を閉めると発表した。20年8月に西武岡崎店(愛知県)、西武大津店(滋賀県)、そごう西神店(兵庫県)、そごう徳島店(徳島県)が、21年2月にはそごう川口店(埼玉県)が閉店する。加えて西武秋田店(秋田県)と西武福井店(福井県)では営業規模を縮小することが決まった。
とりわけ地元に衝撃が走ったのが、そごう徳島店だった。百貨店はピーク時に比べて店舗は減ったものの、今のところ47都道府県の全てに店舗はある。だが、県内唯一の百貨店であるそごう徳島店が撤退を決めたことで、徳島県が初めて百貨店ゼロの県になってしまうのだ。
そごう徳島店はJR徳島駅前に1983年に開業。ピーク時の93年2月期の売上高は444億円だったが、2019年2月期には128億円とほぼ7割も減った。98年に明石海峡大橋が開通したことで買い物客が関西に流出したり、市内や郊外に大型のショッピングセンター(SC)が開業したりしたことが痛手になった。
低迷を続けたそごう徳島店は、外商などによる上顧客の売上高に占める比率が4割に達する。若い世代を中心とした一般客の百貨店離れの裏返しとして、相対的に上顧客の比率が高まった。百貨店でしか販売されていない衣食住の商品も少なくない。上質なアパレルやバッグ、シューズ、宝飾・時計、美術などの品ぞろえではSCよりも百貨店に分があるし、中元・歳暮やギフトは百貨店の包装紙がありがたがられる。富裕層や所得に余裕のある中高年やシニアたちの百貨店支持率は依然として高い。
通常、百貨店が閉店した場合、同じ地域にある別の百貨店が上顧客の受け皿になるのだが、今回は全く前例のないケースになる。中高年やシニアを中心とした上顧客が県境を越えて高松三越や高知大丸に行ったり、明石海峡大橋を渡って関西に向かったり、ECに移行したりすることも考えにくい。
他の地方でも徳島県と同じ状況になりかねない。今回のそごう・西武の発表で営業規模の縮小を打ち出した西武秋田店と西武福井店も県内唯一の百貨店である。その他にも百貨店が1店しかない県はいくつもある。その多くはジリジリと客離れが進みながらも「地域から百貨店の灯を消さない」という使命感で踏みとどまっている。
そごう徳島店を契機にして「百貨店ゼロ県」がドミノ倒しのように他県にも広がってしまうのか。まさに正念場を迎えている。